中学生の時、が友達のさんと出かけて家にいない時間に






俺と虎黒は両親にリビングへ呼び出された。





























「狐白。虎黒。がいない今だから言えることなの。よく聞きなさい。」







「父さんと母さんが外国に行ってるときの話だ。」









その時の父さんと母さんの顔が真剣だったのを覚えている。









「わーってるって。」


「虎黒。真面目に聞きなさい。」


「父さん。話を続けて。」






























「今更ながら、お前等はと血が繋がって無いのは知ってるな。」







「「あぁ。」」


「母さん達も、あなた達がのこと好きだって知ってるわ。」



























「んで、その先の話だ。」










「んだよ。その先って。」










の意思だ。」



















「「・・・?」」


「今はまだ子供だが、この先だってお前等を男と見始める。」


とあなた達どちらかが愛し合うかもしれないわ。」







「でもそれは・・・」


「100%無いって言いきれるか?」


「んなこと言われても!」


「血が繋がってないのに愛し合えないのよ。あなた達はそれでもいいの?」


「「・・・。」」


「・・・父さんも母さんも悩んだんだが。」







































「お前達が籍を抜けることを許す。」




























「「!!!」」


「これはあくまでもしもの話よ。」


「でも、籍って・・・」


「なんとかなる。」


には言ったのかよ・・・」


「籍を抜けるなんて言ったらあの子はあなた達が好きでも自分の気持を押し殺すわ。」










































「これは忠告だ。を好きになるならこれくらいの覚悟が必要だ。」






を傷付けたら許しません。」




























「そんなんとっくの前から知ってるっつーの。」


を傷付ける奴は俺等が許さないから。」











「・・・それを聞いて安心したわ♪」


「お前等も大事な私たちの息子だ。」










































「後悔だけはするな。」












「「はい。」」






























そんな話をした2ヶ月後に両親は日本を旅立った。
















「あ〜ぁ。お父さん達行っちゃったね。」


は寂しい?」


「う〜ん。寂しくないって言ったら嘘になるけど・・・」


「けど?」





































「私にはシロちゃんとクロちゃんがいるから大丈夫♪」


























の強がったその笑顔が

やけに眩しかった。



























「なぁ。虎黒。」







「待て。今同じこと思ってる。」















































「「を大事にしような。」」

































その日を境に






を傷つけないっていうのが





























俺たちの暗黙の了解。
































































FIN

ごめんなさぃぃぃぃぃ。
無性に書きたくなったんです(>_<) ちゃんの出番少ないし・・・

駄作です。



















 

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