「「トリック オア トリィト★☆」」














HAPPY HALLOWEEN*












「ちょっ・・・クロちゃんと雄くん・・・?どうしたのそれ??」







部室のドアを開けると同時にクロちゃんと雄くんが飛び出してきた。






それはいつもの事だから今更驚く事も無い。












でも今日はチョット・・・いや、だいぶ違う。







私は急いで中に入りドアを閉めた。













「どうしたもこうしたもないですよ♪」



「今日はハロウィンやんか。」






「えっ・・・コタに春くん?」






「・・・まぁ、たまには付き合ってやるよ。」



「1年に一度だけだしね。」






「・・・徹くんにシロちゃんまで。。。」







ちょっと・・・私の頭が今の状況について聞けない。














何で・・・









何で・・・













「何で皆仮装してるの!?」









「はぁ・・・ハロウィンだからだろ・・・。」






ソファーに偉そうに足を組んで座るドラキュラ馨は深くため息をついた。










「っ・・・雄くん・・・?」





「何なにぃ♪♪」









包帯男は嬉しそうに笑っている・・・。











「ハロウィンってお化けに仮装したらお菓子もらえるんだろ?」



「『お菓子をくれなきゃイタズラするよっ!』ってお化けが来るんだよ。」






服も髪型も全く同じの双子(殺人人形みたいな格好)が隣り合う。











クロちゃんが雄くんに何か吹き込んだんだなぁ・・・。。。











「ハロウィンって普通やらんやろ?なんか楽しそうやん♪」



「皆でこういうのっていいですよねっ♪♪」






フランケンと狼男が口を揃えて言う。







「今日の・・・部活は?」






「・・・さぁな。」








オペラ座の怪人(っぽい)のは馨を見たが、



馨は「知るかっ。」っと言ってそっぽを向いた。
















「・・・私が皆にお菓子をあげればいいの?」







「うぅん!」











































「これからから監督に貰いに行くのぉ♪♪」
















「「「「「「「えぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」」」」」」」













皆も知らされてなかったのか一斉に驚きの声を上げた。









「ちょっ!雄!!マジで言ってんの!?」




「うん♪大マジ!!」




「俺ら部活サボってこんな事してんの見せに行くのかよ・・・。」




「オレ達の仲の良さを監督に見せに行くのぉ♪♪」










「「「「「「・・・・・・・・・・・・・。」」」」」」





























「っよし!やろうでゎないか!!」







私は重い空気を断ち切るように言った。














「・・・そやね。せっかくやるんならそこまでやらな!!」



「楽しそうだね。」



「俺。ワクワクしてきましたっ!!」









「・・・やるんなら派手にやるぜ。」











皆、開きなおったのかヒートアップしてきた!



ホントに楽しくなりそう♪♪















「っあ・・・でも私何も準備してないっ。。。」





「ちゃんと準備してあるよ。」




私はシロちゃんから衣装の入った紙袋を受け取った。



・・・こういうことに関しては本当準備がいいんだから・・・。













「じゃぁ着替えてくるっ!!」













































「・・・複雑すぎて着辛かったんだけど・・・。」













「「「「「「(かわいぃ////)」」」」」」









私が渡された服は・・・猫女?



何かとビラビラなレースがついている。








・・・皆が無言なのが怖い。







かわいぃ〜vv」




「えっ・・・そうかな?」









「(よくあんなん持ってこさせたなぁ。)」



「(俺じゃねぇ・・・虎黒が勝手に執事に電話して持ってこさせたんだ・・・。)」



「(おかげでいいもの見れましたねぇ。)」



「(・・・/////)」



「(さすが俺。)」



「(・・・・・・。)」











えっ・・・と。










「・・・似合わない??」






「「「「「「「そんなことない!!!!!!」」」」」」」








「!!!!!!」








びっくりした。。。
















「今すぐ家に連れて帰りたいくらい可愛いぜ。」



「っえ・・・その。」



「馨!抜け駆けはあかんなぁ。」



「・・・あ、あの・・・。」












ふざけた事言ってないで・・・いこうか。」(黒笑)









「「「「「「「
は・・・はい。」」」」」」」





・・・一番怖いのはシロちゃんだと思う。(仮装ではなくて。)












































「でわ、これで職員会議を終わります。」




「お疲れ様です。」













「あ〜・・・たまには部活見に行くか。」

















「「「か〜ん〜と〜く〜♪♪」」」









「おっ?」
































「「「「「「「「 TRICK OR TREAT 」」」」」」」」









「・・・。」







「「「「「「「「(やばいっ!無反応。。。)」」」」」」」」























・・・。」












どうしよぅ・・・。



先生達に凝視されてる。。。



何とかしなくっちゃ!!


























「お菓子をくれなきゃイタズラするにゃん!!」


































「「「「「「「(イタズラされてぇ!!!!)」」」」」」」






























「・・・はぁ。お前ら部室帰れ。俺も後に行く・・・。」















「「「「「「「「・・・はい。」」」」」」」」
















































「監督怒らせちゃったかなぁ。。。」



のせいじゃないよぅ。」



「あれは監督も萌えたやろな。」



「???」



は知らなくていいよ。」



「でも、俺たちどうなるんでしょう・・・?」



「さぁな。」



「・・・はぁ。。。」





























「待たせた。」
















「「「「「「「「(来たっ!)」」」」」」」」








「おらっ。受け取れ。」








ポイッ。



ポイッ。



ポイッ。



ポイッ。



ポイッ。



ポイッ。



ポイッ。



ポイッ。























「ほぇ・・・お菓子?」















「か〜ん〜と〜く〜!大好きィ!!」



「雄!重いから抱き付くな!!・・・どうせ主犯は虎黒と雄だろう。」



「・・・ほい。」










「お前ら仲良いなぁ。良い部活だ♪」







「監督おおきに。」



「ありがとうございますっ!」
















「だが、レギュラーなんだからしっかり練習するように。」




「はい。」



「分かってるって。」

















「おら、お前ら!練習始めるぞ!!」












「「「「「「「はいっ!!!」」」」」」」

















監督の優しさを知った私達は着替えることを忘れそのまま部活を始めた。


















テニス部(ホスト部)のコスプレに出くわしたファンの子は鼻血を噴いて倒れた。










そしてその写真はかなりの高値で売れたとか・・・。







































まぁ、何はともはれ
HAPPY HALLOWEEN ★☆














































FIN


何について書きたかったのか分からない作品・・・。

監督の優しさを伝えたかった。。。


双子のチャッキー人形 → シロクロ

やる気の無いドラキュラ → 馨

明るいフランケンシュタイン → 春

素顔を見せ過ぎなオペラ座の怪人 → 徹

上手く包帯の巻けない包帯男 → 雄

様になりすぎてる狼男 → 小太郎


ってな感じです。

春と虎黒は良く『萌え』って言ってそうです。




・・・後書き長っ!!

















 

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