『関西はお好み焼きでご飯食べるの!?』 何で姫さんそんなに可愛いの? 「??食べるよ。あれはおかずやろ。」 「炭水化物とり過ぎだょぅ!」 ムキになって反抗する姫さんが可愛くて、 少し意地悪してしまった。 「でもあれは、お野菜たっぷりヘルシーやで。」 「で!でもあれは・・・」 「そないに拒否すんは食べてからにして貰いたいわぁ。」 「「・・・」」 「…姫さん、今度一緒に食べに行く?」 少しの沈黙の後、俺がそう聞くと 「ほんとに!?嬉しい♪」 って笑った。 そない簡単にデートにOKしてくれるとは思ってもみなかった。 「いつ?いつ行く♪」 そんなに楽しみなのか、楽しそうに予定をたてとる。 「姫さんにはブラザーズがおるからなぁ。。。」 絶対邪魔しに来るやろ。 「あ!今週の土曜日は?部活休みだし、シロちゃんは生徒会でクロちゃんは補習なの。」 ディズニーの手帳を見ながら姫さんが言った。 「ええよ。んじゃ土曜日な。」 「うん♪忘れないでね☆」 忘れることなんて出来ひん。 大好きな姫さんとの初デートやから。 * * * * * 今日は待ちに待った土曜日。 俺は遅刻しないように早めに家を出た。 約束は11時半。 俺は、 『ごめ〜ん。待ったぁ?』 『そんなことあらへんよ。来たばっかや。』 『うそ!こんなに手が冷たいじゃない。』 『姫さんが暖めてくれるからええねん。』 ・・・ていうのがやりたかった。(妄想) 俺は11時ピッタリに待ち合わせ場所に着いた。 姫さんは・・・ 来てる!!! 「おはよvv」 「姫さんごめん!こんなとこで待たせて!!」 「ううん。全然待ってないょ。時間前だし。」 ニッコリ笑う姫さん。 こんな可愛い娘、ひとりにさせちゃあかんやん自分! 「あそこのワンコかわいぃの〜vvさっきからこっち見てシッポ振ってくれてるんだよ♪」 嬉しそうに話す姫さんの顔。 ギュ〜ってしたくなんねん! 「こない手冷やして。」 「だって春くん待たすといけないから。」 「男はええねん。女の子なんやから。」 俺はドサクサに紛れて手を繋いだ。 「寒いからはよお店行こうや。」 強く握った手に少し驚いたようだったが 姫さんも握り返してくれた。 * * * * * 「関東はケーキっぽく扇状に切るやん。関西はちゃうねん。」 「???」 「こうやって横と縦に切って小さい四角形に切るんよ。」 「なんで??」 「本場のお好み焼きはこのコテで食べんねん。食べやすいやろ。」 そういって小さく切ったのを姫さんに渡した。 「食うてみ。」 「あひゅぃ!!」 「火傷しーひんようにな。」 そんなに熱かったのか涙目だった。 「!!おいしい!春くんすごい!!」 「やろ。本場の関西人の焼くお好み焼きやで☆」 「・・・でもご飯はいいや。」 「姫さんは女の子やからね。」 「じゃぁ、私がもんじゃを作る!」 「あ!喰ったことない。」 「女としての意地があるからね♪」 「(かわえぇ。)」 そのあと、姫さんのつくったもんじゃをたらふく喰った。(めっちゃうまかった☆) 会計は俺が全部払った。 姫さんはワリカンゆーたけど、大半喰ったの俺やし。 それに男の意地や。 関西から一人上京して私立高校通ってるぐらいやから金はある。(馨ほどはないけど。) それに幸せそうな姫さんの顔が見れたからええねん。 * * * * * 店を出て俺たちはその辺をフラフラした。 途中で朝あった犬がまた散歩していて姫さんを見つけシッポを千切れんばかりに振っていた。 「悪いけど今日は俺だけのやねん。」 「なんか言った?」 「うんん。なんも。」 帰りは姫さんの家まで送った。 これも男の役目や。 「今日はごちそう様でした♪ほんとにおいしかったよ。」 「こっちこそ付きあってもろてありがと☆」 「また今度一緒に出かけよぅ!今度は私が奢るから!!」 「すきやねん。」 「が好きやねん。今度は本当のデートして欲しい。」 姫さんは驚いた顔をしてたが、ニッコリ笑って 「手を繋いでくれた時、嬉しかったんだぁ。」 「こちらこそよろしくお願いします。」 って言った。 今度はどこへ行こう。 姫さんの喜ぶとこに連れてってやりたい。 俺の今後の予定は 優先や。 FIN 春くんです。関西弁わからないのでゴメンナサイ・・・。 春くんにはちょっと妄想気味でいて欲しいです♪(をぃ) モカが大阪に行ったときに入ったお店のお兄さんに 「お客さん出身どこ?関西やないやろ。」 って言われ、 「切り方が関西と関東じゃちゃうんです。」 って教わってきました! お兄さんの作ったお好み焼きおいしかったなぁvv モカはもんじゃ大好きです! |
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