・・・只今の私の状況。 部室でみんなに本命がいると打ち明けてしまった私。 それはいいとして。 なんで馨が近寄ってくるのですか?? 「ちょっ・・・馨?」 「お前ら、教室戻れ。」 「「「「「「「はぁ!?」」」」」」」 「レギュラーから外すぞ。」 「「「「「「「(最低・・・。)」」」」」」」 「んじゃぁ〜私も・・・」 「待て。知らないとは言わせねーぜ。」 「な、何を!?」 「お前俺のこと好きなんだろ。」 「え!?」 「その包みは何だ?」 「・・・と、友達に貰ったの!」 「ふ〜ん。大層豪なのを貰ったな。」 「・・・」 なんでわかっちゃうのかなぁ・・・。 「・・・きだょ。」 「聞えねーな。」 「・・・か、馨が好き。」 「言えんじゃねーか。」 そう。私が好きなのはこの俺様野郎。 五十嵐 馨なのです。 「その箱は俺んだろ。」 「だ・・・ダメ!!」 「あぁ!?よこせ。」 「だって馨金持ちだから私のなんていらないだろうし・・・」 「・・・」 「それに!いっぱいもらってて迷惑かなって。。。」 「お前知らねーだろ。」 「今年は誰からもチョコ受け取ってねーんだよ。」 へ・・・? 「意味わかんないって顔してんじゃねーよ。」 「 」 「いや。言葉になってないから。」 それって・・・ 「のしかいらねーんだよ。」 それって・・・ 調子に乗ってもいいんですか。 「っあ〜。こんなこと言わせんじゃねぇよ////」 「あの。馨さん?」 「なんだよ・・・。」 「照れてる??」 「////悪ぃかよ。」 そんな意外な一面の彼が可愛くて。 思わずホッペに軽くキスをしてしまった。 「・・・」 「何かご不満でも?王様??」 「する位置が違ぇよ。」 「ぇ・・」 私が聞きなおそうとしたとき。 馨に口を塞がれてしまった。 「//////」 「こんなんで照れてんじゃねーよ。」 強がっているけど馨の耳も赤くなってるのがチラッと見えた。 「大好きvv」 「バ〜カ。そんなのとっくの前から気付いてんだよ。」 そのあと一緒に部室を出た。 二つ並んだ影。 私の右手には馨の左手が。 馨の右手には私のチョコレートの箱が。 しっかり握り締められている。 FIN お待たせしました!馨versionです。 相変わらず偉そうです・・・。 でも意外と照れ屋だったりします。 だから『』ってあまり呼びません。 ちゃんも好きな人に気持ちを伝えられましたか? |
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