「!本命って誰だ!!」 「俺の知ってる人?」 「〜。教えてよぅ。」 「俺様に言えないって言うんじゃないだろうな。」 「姫さん。誰やねん。」 「そんなに問いただすなよ・・・。」 みんなが口々に言う。 やっぱり徹くんはいい人だなぁ。(しみじみ) あ〜ぁ。 なんか疲れちゃったな。 そういえば今日、ずっと走り回ってたし。 ・・・眠くなってきた。。。 「さん!!!」 * * * * * 目が覚めたらそこは保健室だった。 独特な消毒液の匂い。 ふかふかの白い布団。 私は上半身を起こした。 ふと横を見ると・・・ 「・・・コタ?」 隣の椅子に座って頭を布団にあずけた状態で寝ている小太郎を見つけた。 きっと彼がここまで運んでくれたんだろう。 布団の上で規則正しい寝息をたてている。 ふわふわしている色素の薄い髪。 整っている顔立ち。 全てがいとおしく感じてしまう。 「・・・何で君のことが好きなんだろうね。」 眠っているコタの髪をいじりながら聞こえないほどの小さい声で呟いた。 涙をうっすら浮かべながら。 「・・・なっ、なんで。早く生まれちゃ・・・ったんだろぅ。」 「ず・・・っと、コタの傍にいたい・・・のに。」 「ずっと傍にいてください。」 えっ。 「年齢なんて関係無いです。」 「・・・コタ?」 「さんが嫌だって言っても傍にいます。」 「大好きです。」 そう言ったときのコタの顔が大人びてて。 今まで見ていた無邪気な寝顔とは似ても似つかない感じで。 改めて、かっこいいと感じてしまった。 「さんの返事を聞かせてくれませんか?」 「・・・私も好きです。」 きっとコタが持ってきてくれたんだろう。 枕元に私の持っていた箱が置いてあった。 「こ、これは私の気持ちです///」 そういって箱を渡すと。 「ありがとうございます。」 コタは笑顔で受け取ってくれた。 「なんか恥ずかしいね。」 「//////」 「コタ?」 「あの・・・さん。」 「はい?」 「//////キスしたいって言ったら怒りますか?」 その時のコタの顔がかわいくって。 すごい恥ずかしそうだった。 私もまた、どう返事をすればいいか分からなくて 「・・・怒れません///」 っと訳もわからない返事をしてしまった。 私がそう言うとコタは嬉しそうな顔をして。 軽く触れるだけのキスをした。 そのあと恥ずかしさからか二人で顔を見合わせて えへへっと笑った。 * * * * * 「そういえば保健室まで運んでくれてありがと♪重かったでしょ。」 「なに言ってるんですか!めちゃめちゃ軽かったですよ!!」 「んなわけないよ!無理しないで!!」 「無理してないですよ!さんはもっと食べた方がいいですよ!!」 「もっと太れというの!」 「そう意味じゃなくて、もっと体力をつけてください!だから倒れるんですよ。」 「・・・・はぃ。」 ・・・ 「なんでケンカしてるんでしょうね。。。」 「ごめんなさぃ。」 「いえ!俺のほうこそ。」 申し訳なさそうなコタの頬に 「!!!!!」 キスをした。 「/////さ・・・」 「・・・仲直りのチュー////」 それを聞くとコタは軽く笑って 「不意打ちはありなんですね。」 っとちょっと恐いことを言った。 先生外出中の保健室にたった2人。 5・6時間目をサボっていることにも気づかずに。 先輩後輩も関係なしに。 これからもずーっと傍にいよう。 FIN バレンタイン夢。小太郎versionお待たせしましたvv 私はコタが好きです♪可愛い敬語の後輩vvvvv でも、裏がありそうですよね。(笑) 相変わらず、徹さんはいい人。。。 早く徹のドリーム書いてあげなきゃ!! 年齢差で悩んでいる人もがんばってください☆ |
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