「ク〜ロ〜ちゃん!朝だよ起きて!!」
はいつも6時45分に起こしに来る。
今日こそは・・・・
「きゃぁぁぁ!!」
を布団に引きずり込む。
それと同時に、勢いでに覆い被さる体制を取る。
「・・・ちょっと!クロちゃん!!」
「今日こそを俺のものにしたい。」
「朝から冗談はやめて。遅刻するよ!」
「冗談なんかじゃない。」
俺は知ってる。
真面目な顔をするとが動揺するって。
「俺のものになってよ。」
「ちょ・・・やぁだ!」
布団の中で暴れる。
もちろん俺の力に勝てるはず無い。
片手でのYシャツのボタンを1つ1つはずしていく。
がおとなしくなった・・・
っと思いきや。
「嫌だってばぁ!!!!!!」
はそういいながら俺の股間を蹴り上げた!
「!!!!!!!!!!!!!!」
・・・・・
ヤバィ・・・意識が遠退く・・・。
・・・はこの辛さをわかっちゃいない。。。
「クロちゃんが悪いんだからね!」
遠くからそう聞こえた。。。
* * * * * *
結局俺は遅刻して学校に行った・・・。
「あ!虎黒おはよ〜♪」
「また遅刻かいな。。。」
そう言った雄と春の言葉も耳に入らず・・・。
「(遅刻したんそんなにショックやったんやろか・・・?)」
「(オレ、飴あげてこようかなぁ。)」
「(アカン。今はそっとしとき。)」
・・・気づいたらもうお昼休みになっていた。
「あれ?狐白ど〜したの??」
「雄。虎黒いるか?」
「いるよ〜。でも、屍みたいなの。」
教室の廊下で雄と狐白が何か話している。
すると雄が俺の方に走ってきた。(こけそうに。)
「狐白が、お弁当もって屋上に来てだって。」
そう俺に伝えると春のもとに帰っていった。(お弁当食べてたから。)
今朝のことだろうな・・・。
怒られる覚悟していこぅ。。。
* * * * * *
しぶしぶ屋上に行くと狐白が弁当を食っていた。(誘ったんなら待っててょ・・・。)
「(きゃ〜!ブラザーズよ!!)」
「(王子もいるわ!!)」
「(虎黒くんも屋上にいるなんてめずらしいvv)」
そんな声も聞こえるが、とりあえず無視。
「おはよう。虎黒。」
「・・・おはようございます。」
虎白の声が嫌味に聞こえてたまらない・・・。
俺のせいなんだけどね。
「なんで呼んだかわかってるよね。」
「・・・・・・・・・・・はぃ。」
「虎黒さぁ。昔、俺に抜け駆けすんなっていったよね。」
「・・・・・・・・・・・はぃ。」
「怒ってたよ。」
「・・・・・・・・・・・はぃ。」
「謝りに行かないの?」
「・・・・・・・・・・・。」
「まぁ、謝りづらいよね。朝から襲うなんて。」
「・・・・・・・・・・・。(怒)」
「可愛いからね。」
「・・・・・・・・・・・。(そうだよ!!)」
何にも言い返せないィィィィィ!!
ごもっともですもん。
「まぁ、いいけどさ。このままだと今日の夕飯抜きになると思うよ。」
「・・・(えぇ!!)」
いつの間にか狐白は食べ終えていた。
弁当を包むと立ち上がった。
「俺。のいる教室に戻るわ。」
「・・・(怒)」
「じゃあ、部活のときな。」
そう言って屋上のドアに手をかけた。
俺をバカにしに来ただけかよ・・・。
「あ!そういえば・・・」
屋上を出て行こうとしていた狐白が立ち止まり振り向いた。
「今日は部活の後、いちごプリンが食べたいって。」
その辺にいた女子は何のことだかサッパリ?っという顔をしていた。
・・・・が、俺にはしっかりその意味がわかった。
「サンキュ。」
* * * * * *
「あ〜。いちごプリンだぁvv」
部活の後、いつものように冷蔵庫を見ながらが言った。
「シロちゃんが買って来てくれたの??」
「うぅん。俺じゃないよ。コイツ。」
そう言うと俺のほうを指した。
「・・・クロちゃんが?」
謝るなら今しかない!!
「「ゴメン!!!!!」」
へ・・・?
「・・・私、動揺して。思いっきり蹴っちゃって。。。」
「(なになに〜?ケンカしてたの??)」
「(ちょっとね。)」
「(虎黒がまた何かやったんだな・・・。)」
「(俺様のに何やったんだ!)」
「(馨先輩のじゃないですよ!!)」
「(まぁ、姫さんは俺のやけどね。)」
「「「「「(怒)」」」」」
「(・・・ごめんなさい。)」
「俺こそゴメン!が可愛くて、朝から襲うなんて・・・。」
も反省していたなんて・・・。
「これ(いちごプリン)は俺の反省の気持ちです!食べてください!!」
「ありがとvv」
今日初めて、が俺に微笑んでくれた♪
やっぱりかわいいなぁvv
「おぃ虎黒。仲直りできてよかったなぁ・・・(怒)」
「でもなぁ。やっていい事とあかん事があんねん。(怒)」
「『襲う』ってどういうことですかぁ!(怒)」
「お前、俺様のになにやったんだぁ!!(怒)」
「オレだってのこと襲いたいのにィ(怒)」
じりじりと近寄ってくるホスト軍団(狐白除く)
「ちょ!待って!!よく話し合おう・・・。」
「「「「「待たない!!!!!!!」」」」」
「狐白!助けて!!」
「俺はもう手伝ってやっただろ。頑張れ☆」
「たすけてぇ!!!!!!!!!」
「「「「「黙れ!!!」」」」」
その後、俺が袋叩きにあったという事は言うまでもない・・・。
fin
初!虎黒夢です。
健全な高校生にはあることだと思います。きっと。
ちゃんあんまり出ませんでした。
ごめんなさい。。。
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