2月14日といえば・・・バレンタインデー♪ 私にも当然本命チョコをあげたい人がいる。 もちろん、テニス部の皆。 シロちゃんとクロちゃんが家にいないときにこっそり作ったチョコレート。 その中には一つ、 本命があるのです。 「狐白!今日はまさか、魔のバレンタインデー!?」 「・・・あぁ。」 「なぁに言ってんの。女の子の気持を受け取ってきなさい♪」 「からは無いの?」 「ちゃんとあるょ☆部活の時にね。」 「やったぁ♪んじゃ頑張ろう!!」 「でもも気を付けなきゃ。」 「???何を?」 「「(わかっちゃいない・・・。)」」 まぁ、とりあえず今日は勇気を出してチョコを渡します! * * * * * 「んじゃ!俺らは逃げるから。」 「も気を付けるんだよ。」 「?うん。がんばってね☆」 そう。 シロちゃんとクロちゃんはこの日が嫌いなんです。 女の子にモミクシャにされるから。 「いたわ!ブラザーズよ!!」 「「!!!!」」 「王子〜♪私のチョコ受け取ってぇ♪♪」 「虎黒く〜ん♪逃げないで!!」 見付かるの早いなぁ。。。 当然二人だけではなく、テニス部兼ホスト部の皆も今頃逃げ回っている頃かな。 でも、本命チョコは昼休みには渡すぞ! * * * * * 「おはよぅ♪」 「あ。ちゃんおはよう♪♪」 クラスに入ると自分の席に着いていつものように授業の準備をする・・・ あ、あの・・・ なんで私の周りに男子が集まっているのですか!? (A.のチョコが欲しいため♪) 「さん。あの・・・」 「おぃ。あのさ・・・」 まさか! 集団リンチ!!!(勘違い) 私、悪いことしました!? 逃げなきゃ!! 「俺、お前のチョ「ゴメンナサィ!!」 私は教室を飛び出し逃げ回った。 なんで追っかけてくるの!! * * * * * ・・・とりあえず朝は乗りきった。。。 そうだよ!昼休みが戦争なんだからこんなことでへこたれちゃダメだ! がんばらなきゃ!! * * * * * 只今、お昼休みです。 私は生きてます。 ケンカ売られるようなことしてないのになぁ・・・。 そうだ!チョコ!! 渡しにいかなきゃ!!! 私は部員用のチョコの入った紙袋から少し豪な箱を取り出した。 ・・・一瞬クラスがざわついた気が。。。 男子が来ないうち教室を離れ・・・ 「「「「さ〜ん!!!」」」」 来たぁ!!! 私は全力疾走で走った。 走ってるうちに追っかけてくる人数が増える!! こんな大人数でリンチなんて良くないょ! 私だって足は速い方だけど、 女の私が男の人に勝てるわけない。 「つ〜か〜ま〜え〜・・・」 「俺様のに触んじゃねぇよ。」 捕まりかけたとき! 救世主が!! 「か、馨ぅ。。。」 「。何もされなかったか。」 「ありがとぅ。助かったょぅ。。。」 「部室に来い。全員いるから。」 「ぅ・・・うん。」 みんないるんだぁ。。。 探す手間は省けるけど・・・。 * * * * * 部室に入ると逃げてきた(らしい)部員さんが大集合していた。 「あ!だぁ♪♪♪」 「・・・雄くんおはょぅ。。。」 「なんや姫さん。朝からお疲れやんねぇ。」 「なんかあったのか?」 「あのね!今日、男子が変なの!!」 「…さん?どういう・・・」 「だって、みんな目の色変えて追っかけてくるんだよ!!」 「おい!。それって…」 「私、男子にリンチされるようなことしてないよ!!」 「。。。そうじゃなくって。」 「???」 「「「「「「「(さん)の本命チョコが 欲しいんじゃないの(ん)。」」」」」」」 「・・・えぇ!!!」 「朝言った事、ほんとに意味わかってなかったんだ。」 「だって!私には本命チョコあげる人がいるっ!!!」 あ!!言っちゃった・・・。 「え〜!本命いるの!!」 「本当ですかさん!?」 「俺様にじゃねーの。」 「・・・。」 「どっから出んねん、その自信。。。」 「?本当??」 「知らんかった。」 どうしよぅ・・・。 ここで言わなきゃいけないのかなぁ???? 私の本命は・・・ |
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||